舞台の熱気が冷めやらぬ中、終演後にシアタートークが行われました! 満員御礼続出で、各方面から嬉しいご感想をいただいている「パーマ屋スミレ」別の日に観劇くださったお客様も、シアタートークを観に大勢かけつけてくださいました。 司会は中井美穂さんです。 ~この作品について~ 芸術監督の宮田慶子さん「ひとりの作家の方で三本の舞台をつくったことは大きな喜び、今の時代にこの舞台をやることは、とても意義があります」 作・演出の鄭 義信さん「ギリシア悲劇三部作をベースにしている。悲劇に入りこめない、人は人を簡単に殺せないとは思ったが、登場人物が一人去り、二人去り、最後に悲劇が訪れ・・・しかし笑いも忘れたくなかった。この「パーマ屋スミレ」の悲劇は多くの方の現状も抱えている」 キャストの果歩さん、根岸季衣さん、村上 淳さん、千葉哲也さんが登壇され、歓声があがりました。役の熱気をまといつつも、素顔でリラックスした雰囲気。 果歩さん「この舞台は人生喜怒哀楽をギュッと凝縮した、強い想いのすべてがこめられている。そうそういいことなんかない人生、それでも生きてることこそが人生。この物語にエネルギーをもらって日々、須美しゃん(九州弁で”さん”)を生きています」 根岸季衣さん「舞台セットを保存していてくれたことに感動。再演の喜びを噛みしめている」 2016年版「パーマ屋スミレ」新しいキャストの須美の夫役の千葉哲也さんと義理の弟役の村上淳さんも笑顔でコメント。 千葉哲也さん「転校生です(笑)最初から稽古場に舞台セットがあって、1場から通して見ましょうかと(笑)嘘をつくと、鄭さんからチェックが入ります。芝居は剛速球の直球です」 村上淳さん「三日目で通し稽古になりキョトンとしました。殺陣のシーンで酸欠を起こしたり・・・英勲とリンクする部分は一途なところで続きをみる
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